黒歴史抹消計画 とは
「ムフフなデータや日記が家族にバレる」という心配を解消する計画の事である。
簡単に言えば恥ずかしい遺品を親族に渡さない方法だ。
同じ趣味や信頼している誰かに送って、都合のいいように処理してもらう。
処分できるのなら話は早いのだが、日記やアレなデータというのは最期まで使ったり持っていたい物が多い。
そういうサービスも既に出てるんだけど結構良いお値段がするし毎年支払いが発生する。
なので役所の無料弁護士に相談してみたら格安で可能な方法を編み出してくれた。
結論:友達に頼む(今回はお手軽バージョン3,900円なり)
家族仲がいいかどうかで方法が分かれる。(今回は仲が良いバージョン。)
なぜなら遺言書には法的効力があるものの弱いので
遺書「家族よ、パソコンとスマホは見ないで処分しておくれ」
などと書いたところで
家族「きっと大事な写真が入ってるはずよ!」
と無視されてしまう可能性があるからだ。
仲が良ければ遺書を尊重してくれるだろう。良すぎたら逆になりそうだが。
良い→「遺言書を工夫して遺品整理」家族がスマホPCを開く前に友人へ渡してもらう
悪い→「強力な法的手段」に踏み切り友人に渡す(後日書く予定)
どちらにせよ友人が頼り。
目次
遺言書を工夫する
実は前回の記事でもうそれっぽい事を書いてある。
【書き方 遺言書】遺書 初めてでも1日で簡単【20代 30代も見本を参考に法務局へ】
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【書き方 遺言書】遺書 初めてでも1日で簡単【20代 30代も見本を参考に法務局へ】
結論:遺言書は単なるお手紙だった。
SNS気分で書いちゃおう。
遺言書、書いておこうかな…
…どうすれば良いんだ?
財産とか無いけど?
実際にやってみた!教えるね!
「友人Aにスマホを渡して欲しい」
「なぜならば写真を取り出してくれるからだ」
「安心して、もうほとんどはアルバムにあるよ」
PCやその他も同じ。
黒歴史が入っている物は大抵家族が見たくなる媒体に入っている。
ただ渡せと言われても納得できないだろう。
なのでそれらしい理由を付けるとうまくいく。
オタクの終活バージョン
遺書の枚数が変わるので最後の数字に注意。
もちろん書き方はフリーなので文章だけで数枚増えてもいいし
財産目録が何枚になっても良い。
本文最後の通し番号と申請書類の枚数を変えるだけ。
最後にサインとハンコ、通し番号(2/2)を忘れずに
スマホ以外にも大量にある場合、手書きでは時間がかかる。
そこで法改正の出番。
なんと今まで全部手書きじゃなきゃダメだったのが改善。
遺品リストはエクセルやワードのデータを印刷してサイン押印するだけでOKになった。
遺品整理
あとはグッズとかを大きめのダンボール箱にまとめて押し入れやクローゼットに置いておく。
頻繁に必要な物は金庫やスーツケースでも良い。
合鍵を友人に渡しておき、自分は本鍵で開け締めする。
鍵は磁石でもくくりつけておきPCケースの中とかを収納場所にして隠しておくのだ。
あとは分かるように赤マジックとかで
「この箱はこのまま"しうフレ"に発送。部屋にある目録の品は新しいダンボールで同送して下さい」とか書く。
最後に遺書のコピーと遺言書保管証明書、友達の住所を貼っつけておけば完成。
まとめ
お疲れさまでした。
遺言書を守ってくれるくらい仲の良い家族ならこれで大丈夫でしょう。
なお
私は家族仲が特殊な状態で
要はHDDを抜き取りスマホのロックも闇業者に頼むくらいはしてくる関係である。
遺書を無視するなど当たり前にしてくる。
よって法的な手段を講じる事にしたのであった。
その方法はまた後日。
↓そもそもの遺言書を書いて保管するまでの流れはこっち