「スマホでいいよね」
「電卓アプリあるし」
「時間も見れる」
結論:実物がラクで早い
※序盤は前回語った部分と同じなので、
読んでくださった方は目次で飛ばしちゃいましょ
"しうかつ"です。
詳しくはプロフィールへ。
毎日ツイッターでリングフィットアドベンチャーやFitBoxing2プレイ
- 元商社マン→お国に年1億販売
- 難病→入院費100万連発→貯金が吹き飛んだ上に退職
- 国と接していた時の知識をフル活用→支援制度だけで節約生活
結論:電卓はスマホじゃダメだった
くわしく言うと
私はケt…節約志向のポイ活人間なので
しょっちゅうポイント込みの計算をするから
ちゃんとした卓上電卓じゃないと不便だった
まず手間の話。
電卓とかスマホにあるから良くない?
と思われるのも分かる。
実際、私もムダな物を減らそうと断捨離で捨てた。
置き時計も捨てた。
手帳も捨てた。
だってスマホやパソコン画面にあるんだもん。
捨てたんだけど、効率を考えた時に
むしろ必要だったんだ。
「断捨離でも電卓とかは捨てないほうがいいよ」
という話なので、本編はここまで!
残りは具体例だけなので読まなくて大丈夫。
スマホのアプリは起動までのステップが多すぎる
いや、数秒じゃない?
使う回数が多いのに1秒以上かかるのは遅すぎるのと、
手間がスキップできるなら専用品を購入しちゃったほうがいいという結論にいたった。
例えばトイレがアプリ操作に対応したと想像してみて。
毎回トイレの前にスマホを出す
↓
専用アプリを起動してボタンを押す
ドア・ランプ・ウォシュレット
一発で全部ON
↓
終わったら
またアプリに切り替えて
ボタンを押すと流してくれて
全部OFF
超節電
なんか便利そうでメンドそう
なんでだろ?
だって今すでにトイレ入るの一瞬だもん
ドアと電気のスイッチを
到着してから同時に開いてONできる。
一瞬で迷うこともなく。
トイレのスマート化は実は
あながち変な例じゃないんだ
ドアの横にある電気のスイッチなら
今日なくせる
でもみんなアプリ使うのやめて
スイッチに戻った
実はアレクサの登場で
もう何年も前に
・AmazonのAlexa
・スマートLED
でライトがスマート化した。
でも結局みんなやめた。
昔からある人感センサーでいいし。
今まで無言でパチッとONにしていたライトを
1秒かけて、しかもしゃべらないといけない
メンドくさかったんだ。
私もその1人。
アレクサ、トイレON
(1秒)……はい!
おっそ
これはホリエモンこと堀江貴文氏も指摘しているボトルネック。
そもそも声を出すのがメンドいのとレスポンスが遅すぎる。
アプリのボタンでつけ消しできるけど、
トイレ行くたびにAlexaアプリ起動する?
スマートトイレって言われたらイメージするのって
トイレする人が座って立つだけを想像しない?
・近づいたら自動的に電気がつき
・ウォシュレットのフタが開いて便座が温まり
・超高性能なシャワーで洗ってくれて
・強力なドライヤーが完全に乾かしてくれる
・ふく必要もなく最後に立つだけ
座って立つだけ
ホテルや公共施設みたいに
人感センサーをウォシュレットまで連動させるシステムが一番現実的なんだけど
トイレのドアのとなりに専用のスイッチがひとつあるんだから
無言でパチパチ切り替えたほうが早くない?
実はアプリに代えるとメンドくさくなることは多い
トイレ以外だと、例えばコンビニをイメージしてみて。
ある日いつものコンビニに行ったら
自動ドアに張り紙がはってあって
スマホで専用アプリを開いた後に
"入店"ボタンをタップして下さい
ドアが開きます
節電にご協力下さい
うわメンド
ってなると思う。
なんなら普通の手動で開くドアよりメンドくさい。
実際、コンビニが自動ドアかそうじゃないかは
入店率に大きく影響していて
「ドアを押すのなんて一瞬でしょ」と経営陣が思っていたら、
手動のドアがメンドくさくて
人が来なくなったなんて例もある。
スマホのアプリを出すのって
実は思ってる以上に手間ヒマかかってメンドくさい行動なんだ。
もう慣れちゃったからつい忘れそうなんだけど、
スリープ解除→アプリ使用開始=秒数
本当なら1秒かかったら「うっ、メンドくさ」となるのが人間。
Amazonが1-Clickで購入できるボタンを開発したのも同じ理由。
各国で特許まで申請して守っていた。
たった数秒の決済処理が「メンド」と思われて買わない人が
それほど多かったということ。
スマホ出すよりApple Watchのほうがラクでしょ?
もともとワンタッチやノータッチで済んでいたことをアプリにするとメチャクチャめんどくさくなるのと同じ。
実は電卓や手帳をアプリにまとめると、荷物は減って超ありがたい代わりにメンドくさくなるんだ。
よく使うので
専用の電卓、専用の手帳、専用の時計があったほうが
全部のせのスマホとアプリよりラクで早い。
多機能で、いろいろな機能がまとまっているということは
必ず「どの機能を使う?」という選択がはさまる
それがタイムロスの根源
「腕時計なんかスマホがあればいらない」といわれて数年。
Apple Watchの常時表示機能で
腕時計の便利さを再確認したというオチ。
電卓はアプリじゃなくて実物を持っていた方が結局ラク
まとめると
①スマホを持つ
↓
②ロック解除を待つ
↓
③アプリをタップ
↓
④ポチポチ計算
①電卓を持つ
↓
②計算
元から電卓を使っていた人じゃないと分かりづらいんだけど
買い物で
・ポイント込みだと、Amazonと楽天はどっちが安いんだろう?
・うーん、容量が違って比較できない。1gあたり何円?
とか調べたい時に、電卓を捨てたことを後悔してしまった。
キーボードやゲーム機のコントローラーと同じで、
電卓も慣れるとボタンを見なくても計算できるようになるんだ。
ブラインドタッチ。
キーボードでできるわけだから、
それより少ない電卓くらい体が勝手に覚えちゃう。
ノールックで定位置にさしてある電卓をとる
↓
机に置きつつ通販画面見ながら片手でカチャカチャ計算
↓
目線を画面から電卓に移して完了
計算しながらマウスを動かせるし、五本指で打ち込むから速度が倍になる。
スマホの電卓使う時に、机に置いて5本指でタップする?
多分両手に持って親指2本じゃないかな。
あるいは片手で1本。
物理的に倍以上の速度が出る。
逆に今まで電卓をスマホですませていた人が
実物の電卓を持つと「なんか楽だな」て思うはず。
もし買うならダイソーだと300円でデカいやつが売ってる。
100円の両手で操作する薄くてちっちゃいやつじゃなく
「デスクトップ用電卓」にしよう。
ちっちゃい電卓を両手で操作するんじゃ
「え、スマホでよかったじゃん」てなりそうだし。
とにかく
確かにスマホに電卓アプリあるし物も減らせるんだけど
置き時計と同じで、パッと見て一瞬で分かるのって
思ってた以上にストレスフリーだったんだ
手帳も同じ
①スマホを持つ
↓
②ロック解除を待つ
↓
③ウィジェットを見る
③カレンダーをタップ
①手帳を出す
↓
②見る
似たような例だと紙の手帳。
スマホでもカレンダーって見られるし便利じゃない?
あらゆるデバイスで共有してくれるし、
2週間とか1ヶ月を切り替えて見られる。
でも、不便だけど紙のほうがラク。
だってパッと手にとってサクッと一瞬で分かるから。
とはいえデジタル手帳の編集と共有機能の便利さも分かるので、
私はサブモニターへ常に表示させて、書き移したりしてる。
スマホが、脳波とか読み取って
使いたいアプリを勝手に起動してくれたら解決するんだけどね。
ミニマリストかミニマリズムか
その人がどういう種類のミニマリストなのかで変わるのだが
時間を増やしたいタイプは電卓を買い戻す傾向にある。
むしろ高性能な一品を調べ尽くして一生モノとして買う。
二度と電卓選びに時間をかけないために。
物理的なミニマリストと時間的なミニマリストで大きく変わるが
ここでは後者の時間的なミニマリストを指す。
つまり
「物を減らすことを通じて、余計な維持費や時間・意識をさかないようにし、
浮いた時間とお金を好きなコトに一極集中させる」という
時間主体のミニマリストのこと。
時間が増やせるなら物が増えてもいい。それは必要な道具だから。
後天的にミニマリズムを知り、
うまく生活に取り入れようとする
「ミニマリズムは手段」の層。
物理的なミニマリストは「物を減らすためならば時間も苦労もいとわない」ほうで、
「ゴミ箱を無くすために毎日外食してる。冷蔵庫や調理器具、食器もない」タイプ。
「最小限で生活する」ということ自体がゴール。
つまり
「ミニマルが目的」の層。
当然だが電卓はいらないし、
先天的にミニマリズム思考なので
「ミニマリストを目指す」とか
「ミニマリストになる」という発想自体がない。
後天的でも、ミニマリストの部屋を安易にマネしようとして
「とにかく捨ててしまえ」と暴走してなってしまう方でもある。
時間的なミニマリストだから電卓や手帳が部屋にある
んで、ミニマリストの部屋になんで
・手帳
・時計
・電卓
が残ってたりするのかというと
時間が生まれるから。
ミニマリストの友人には
ミニマリズムを利用する効率派が多いんだけど、
・オシャレな手帳
・見やすい時計
・デスクトップ電卓
がなぜかある。どれかひとつはある。
スマホがあるんだから真っ先に捨てられるべき旧世代の遺物。
あぁ、コーヒーミルと同じで
レトロなグッズが
写真バエするのね
と思われるらしいが違う。
精神的にも効率的にも必要だから買いなおしになった。
んで、もう買い換えないために良いやつ選ぼうというのがミニマリズム。
高級な手帳や時計が部屋に残った、というわけ。
買い直す時は
もう買い換えないように
ムダのないデザインのやつにした
だから、まぁ、写真写りはよくなるよね
というオチ。
今何時だろう
↓
時計捨てたんだった
↓
スマホON
↓
「……めんどくさ」
「時間のムダ」
↓
買い直し
スマホに慣れたから錯覚してるだけで、不便に変わりはない。
学校や会社で定位置にデカい時計があると
無意識に反射で即確認できる。
1秒未満を捨てないのが時間的なミニマリスト。
「確認したいと思った瞬間に見られる」
というストレスフリーと時短を選ぶ。
別に1秒に追われてるわけじゃないんだけどね。
でも「1秒を捨ててストレスまでついてくる」というのはイヤ。
ちなみに物理的な元祖ミニマリストいわく
「お寺や学校の近くに引っ越せば時計なんかいらないのに」
「テーマパークの近くなら、家賃は高いけど
毎日同じ時間にパレードとか花火があがるよ」
とのこと。
物件えらびからして違う。
その発想はなかった
今はまだその時ではない
スマホは物のミニマリズム
電卓は時間のミニマリズム
さて、時代が進めばいずれは不要になる時計・手帳・電卓。
しかし、今はまだその時ではない。ミニマリストであっても。
物は減らせても、全体で見た時に消費時間が増えてしまっては意味がないからだ。
スマホはまだ代わりになりかけの位置。
「次世代までのつなぎ」という状態。
腕時計もスマホで消えると思いきや
Apple Watchの時間表示が便利で
「時間の確認は専用デバイスがあったほうが結局ラク」
と世間では「常時点灯機能」が人気。
とはいえApple Watchもいずれはなくなる。
Appleはメガネ型のウェアラブルデバイスを発売するからだ。
「時計はずっとメガネのはしっこに映ってる」と消えるだろう。
手帳だってウィジェットが常にメガネやコンタクトレンズを通して
カレンダーが見える状態ならいらなくなる。
電卓も「計算」とつぶやいて視線の先にある文章を計算してくれたり、
イメージしただけで電卓をARで出し、何もない空中で指を動かすことになる。
もう脳波を読み取って簡単な操作をする研究は製品化の段階だし、
簡単な非接触セルフレジはもう実現している。
VRゴーグルだってセンサーで指の動きを認識した。
持つ物が家具以外になくなる時代はもうすぐそこ。
でもまだなんだ。
今の技術ではまだスマホに代用させると
余計に時間がかかる物事が多い
「電卓機能がある」のと
「持っている電卓が必要なくなる」のは別の話になる。
まとめ:スマホは多色ペン
今はまだスマホより
・腕時計のほうが速く時間が分かる
・手帳のほうが速く開ける
・電卓のほうが速く計算にとりかかれる
うまく併用しよう
捨てた電卓や手帳を厳選して買い直すミニマリストがいる理由はコレ。
捨てたほうが時間がかかってしまうようになったから。
1日に数回も起動するなら、
専用の道具のほうが時間的効率が高い。
・時間を確認するなら腕時計
・スケジュールを開くなら手帳
・計算するなら電卓
スマホは多色ペンみたいなもので、
サインの競争をしたら単色ペンのほうが速いに決まってる。
だからといって、たまに手帳で色分けしたりするために
わざわざ赤や青を単品で複数持ち歩くのは違う方向で効率が悪い。
低頻度の機能はまとめてしまって、
高頻度のものはプロ用などを選んで効率をかせごう。
物をなくそうとするあまり
時間までなくさないように注意して